四輪赤字のホンダ、研究所に再統合 専門家「人事含め仕切り直し」

日経XTECH / 2026/4/12

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要点

  • ホンダは赤字が続く四輪事業の立て直し策として、四輪の開発機能を2026年4月1日付で子会社の本田技術研究所に再統合することを発表した。
  • 車の競争領域がAI中心のソフトウェアへ移っているため、先進技術と量産車開発の距離を縮めて再出発する狙いが示されている。
  • 2020年には、研究所にあった量産車開発部門を本社へ吸収して四輪事業と研究領域を分離していた経緯がある。
  • 研究所が量産設計も担う体制はホンダの伝統に基づくが、切り離しには社内の反発が大きかったとされる。
  • 今回の再統合は研究〜量産の一体運用を含む「人事を含めた仕切り直し」と位置付けられている。

 ホンダが赤字に陥った四輪事業の組織再編に舵(かじ)を切り、立て直しを図る。四輪開発機能を2026年4月1日付で子会社の本田技術研究所(埼玉県和光市)に戻すことを発表した(図1)。車の競争領域がAI(人工知能)を中心とするソフトウエアに移行する中、先進技術と量産車開発の距離を縮めて再出発する。

図1 ホンダの四輪事業における組織再編
図1 ホンダの四輪事業における組織再編
ソフトウエア定義車両(SDV)を含めた四輪開発機能を本田技術研究所に移す(出所:ホンダの資料を基に日経Automotiveが作成)
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 ホンダは2020年に研究所にあった量産車の開発部門を本社に吸収し、四輪事業と研究領域を分離した。研究所が量産設計を担う開発体制は創業者の本田宗一郎氏が考案したホンダの伝統で、切り離すことには社内の反発が大きかった。

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