ZOZO、独自のAI活用指標「アザース」導入 “エンジニアか否か”問わず同一基準で評価

ITmedia AI+ / 2026/4/8

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要点

  • ZOZOが独自のAI活用指標「All ZOZO AI Readiness Score(AZARS、アザース)」を導入し、エンジニアか否かを問わず全社統一の基準で従業員のAI活用レベルを評価する方針を示した。
  • AZARSは「個人AI活用レベル」と「組織AI活用レベル」の2軸で構成され、各4段階で“AI活用の始め方”から“業務プロセス再構築”までを定義している。
  • 個人面では、検索や文章作成の代替としてAIを使い始める状態から、AI前提で業務プロセスと人間の役割構造を組み替えられる状態までを段階化して評価する。
  • 組織面では、個人的活用に留まる状態から、主要業務がAI活用前提で再設計され、チーム構成や分業の仕組みまで見直される状態までを段階化している。
  • ZOZOはChatGPT Enterpriseの全社導入などAI活用に注力しており、AZARSを“活用を組織的な競争力へ転換するための基盤”として位置付けている。

 ZOZOは4月8日、独自のAI活用指標「All ZOZO AI Readiness Score」(AZARS、アザース)を導入したと発表した。ITエンジニアか否かを問わず、全社統一の基準で従業員のAI活用レベルを評価し、社内のAI活用を後押しする。

ZOZO、独自のAI活用指標「アザース」導入(出典:プレスリリース、以下同)

 AZARSは、個人のAI活用度を測る「個人AI活用レベル」と、組織におけるAIの定着度を測る「組織AI活用レベル」の2つからなる。それぞれ4段階で評価基準を示している。

 個人AI活用レベルのレベル1は「調べものや文章作成で、検索の代わりにAIを使い始めている」、レベル4は「AI活用を前提に自身の業務プロセス自体を再構築し、AIと人間の役割の構造を組み替えられる」と定義する。

 組織AI活用レベルのレベル1は「一部メンバーが個人的に活用しているが、知見の共有や再利用はされていない」、レベル4は「主要業務がAI活用前提で再設計されており、チーム構成や分業の仕組み自体が見直されている」としている。

AZARSの評価基準

 ZOZOは2025年8月に米OpenAIの法人向けAIサービス「ChatGPT Enterprise」を全社導入するなど、AI活用に注力している。瀬尾直利CTOは「(AI推進の)次のステージとして、その活用を組織的な競争力へと転換していく必要がある。AZARSは、その実現に向けた基盤となる指標だ」と述べている。

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