情報処理技術者試験の見直し案公表、新試験は2027年夏以降 記述式なし

日経XTECH / 2026/4/6

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要点

  • 経産省とIPAが、2027年度以降の情報処理技術者試験の見直し検討状況を公表し、新試験として「データマネジメント試験(仮称)」と「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」を2027年夏〜秋ごろ開始予定とした。
  • 主要な改編点は、応用情報技術者試験と高度試験を3領域・3試験へ再編し、名称を「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」として整理すること。
  • 新設試験のうち「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」は、科目A-1/科目A-2/科目Bの3科目構成とされ、出題形式は科目Aが四肢択一、科目Bが多肢選択式を予定し、いずれもCBT方式で実施する。
  • 出題形式(論述式・記述式)については、継続検討の余地が示されており、最終確定には今後の情報更新が必要。

 経済産業省と情報処理推進機構(IPA)は2026年3月31日、2027年度以降の見直しを予定する情報処理技術者試験に関する試験区分体系などの検討状況を公表した。新設する「データマネジメント試験(仮称)」と「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」については、2027年夏から秋ごろにかけての開始を予定する。

 見直しの検討案は2025年12月に経産省が公表した「半導体・デジタル産業戦略の今後の方向性」の資料などで明らかになっていたが、改めて試験体系や出題範囲体系案などと合わせて公表した形だ。最も大きな変更点となるのが、応用情報技術者試験と高度試験を3領域・3試験に再編して新たに設置する「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」である。

 今回、IPAが公表した試験区分によると、同試験は「科目A-1」、「科目A-2」、「科目B」の3科目で構成。「科目A-1」と「科目A-2」については四肢択一、「科目B」は多肢選択式の出題形式を予定する。いずれもCBT(Computer Based Testing)方式での出題となる。

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論述式、記述式の出題は継続検討

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