tasuki──複数のAI CLIを自動で受け渡しするAI CLIオーケストレーター

Dev.to / 2026/4/19

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要点

  • オープンソースのtasukiは、Claude Code / Codex CLI / GitHub Copilot CLIの間を優先度と使用状況に基づいて自動で切り替えるAI CLIオーケストレーターです。
  • 5時間の利用枠が短いClaude Code/Codexを先に使い切り、その後はCopilot CLIを月次の「ブリッジ」として利用し、リセット時に自動で戻す運用を想定しています。
  • tasukiは、各CLIをラップしたPTY環境で動かすことで、元のネイティブな対話UIを維持します。
  • CLIの出力ストリームを監視し、設定可能なしきい値(デフォルト95%)に到達すると自動でハンドオフを実行します。
  • ハンドオフ時には進捗を .tasuki/handoff.md に保存し、次のプロバイダーへコンテキストとして注入して継続性を保ちます。

私はtasukiを作り、オープンソースとして公開しました。これはAI CLIオーケストレーターで、優先順位に基づいてClaude Code / Codex CLI / GitHub Copilot CLIの間を自動的に切り替えます。

動機

私は、月額$100〜$200のプランにコミットするよりも、$20〜$30ずつで複数のAIツールにサブスクするタイプです。さまざまなツールを試し、モデル同士の違いを継続的に感じたいのです。

しかし、それをやるとすぐに利用制限に当たりやすくなり、ワークフローが中断され、手動で切り替える必要が出てきます。これは私にとって面倒でした。

各AIには得意分野があります——レビューにはCodex、会話にはClaude、などです。ですが、強いこだわりがない限り、ツールを絶えず切り替えてそれぞれの進化を体験する価値があります。1つに固定してしまうと、別のものがある分野でより優れてきたタイミングを見逃すかもしれません。

切り替えの判断自体は些細な作業です——なので自動化したくなりました。
それが、tasukiを作った理由です。

レート制限を制約として扱うのではなく、別のモデルへ移るための機会として扱います。

想定ワークフロー

  1. Claude Code と Codex CLI を優先(5時間のウィンドウ)
    リセット周期が短いため、最初にそれらを使い切る方がコスト効率が良いです。

  2. 両方の5時間ウィンドウが使い切られたら GitHub Copilot CLI に切り替え
    Copilot は月ごとのクォータで動くため、「ブリッジ」としてうまく機能します。

  3. Claude / Codex がリセットされたら自動で切り替えに戻す
    月次クォータは、可能な限り維持されるべきです。

できること

  1. ネイティブUIはそのまま維持
    各CLIはラップされたPTYの中で動作し、元のインタラクティブ体験を保持します。

  2. 利用状況に基づく自動切り替え
    アダプターがCLIの出力ストリームを監視し、しきい値(デフォルト: 95%)に達したときにハンドオフをトリガーします。

  3. コンテキストに配慮したハンドオフ
    進捗は .tasuki/handoff.md に書き込まれ、次のプロバイダーに注入されます。

5分で試す

インストール

go install github.com/0xkohe/tasuki/cmd/tasuki@latest

最初の実行

cd path/to/your/project
tasuki

利用しきい値に達したあとにtasukiがClaudeからCodexへ切り替える様子を示すターミナル出力

別のプロバイダーでもシームレスに実行が継続される様子を示すターミナル出力

まとめ

全部使いましょう。探索し続けてください。
tasukiは、そのための面倒さを減らします。