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AIで作った顔の方が美しいのに、なぜ私は惹かれないのか

note / 2026/3/31

💬 オピニオンSignals & Early TrendsIdeas & Deep AnalysisModels & Research

要点

  • AIで作られた顔が客観的に「美しい」と感じられても、必ずしも人が惹かれる(魅力を感じる)とは限らないという問題意識を提示している。
  • 魅力の判断には見た目の完成度以外に、感情・文脈・“人らしさ”の手触りのような要素が関わりうることを示唆している。
  • AI生成の顔が増えるほど、「美しさ」と「惹かれやすさ」のズレが体験として際立ってくる可能性を論じている。
  • 結果として、生成物の見栄え最適化だけではユーザーの共感や関心を十分に獲得できないという観点につながる。
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AIで作った顔の方が美しいのに、なぜ私は惹かれないのか

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Serenelle

AIで作られた顔って、正直とても美しい。
目の形は綺麗で、鼻筋は通っていて、
輪郭はすっきりしていて。
欠点らしい欠点がない。

この間、AIで推しに似た人を
作ったら、
現実の推しよりも「完璧な顔」になった。
(推しに失礼❗️)


でも、
その顔に、私はあまり惹かれない。



誤解のないように言うと、
私は美しい顔を否定しているわけじゃない。


男性芸能人なら、
吉沢亮や目黒蓮が人気なのもよくわかる。


女性なら広瀬すず、北川景子は
文句のつけようがないほど美しい。
同性として見ても、
綺麗だな、完成度が高いな、と思う。


だから私は
美しさなんて意味ない、
なんてことは全く思っていない。


それでも、AIの顔には魅力を感じない。


AIの顔は、
最初に選ばれる顔としては完璧だと思う。

一目でわかる
説明不要の美しさ。
誰にでも綺麗と言われる安心感。

でも、その先がない。

その人がどんな人生を送ってきたのか、
どんな癖があって、
どんな失敗をしてきたのか。

想像が広がらない。

きっとそれは、
時間が刻まれていない顔だからだ。



私は、推しが若かった頃より、
今の顔の方がずっと好きだ。

年齢と一緒に増える、

ほうれい線も、
眉間のしわも、
肌の凹凸も。

それは何故か。

そこには「生きてきた証」があるからだ。

疲れた顔になるほど、
誰かを大事にしてきたのかもしれない。
悩んだ跡が残るほど、
ちゃんと考えて生きてきたのかもしれない。


男性でも女性でも、
歳を重ねていい顔になる人がいる。

そういう人を見ると、
ああ、この人は
きっといい生き方をしてきたんだな、と思う。



それは自分自身にも言えることなのだろう。

鏡を見ると、欠点ばかりが気になるけれど。


AIみたいに完璧な顔じゃなくていい。

多少の生活感があって、
年輪みたいなものが刻まれていて、
近づいたら、ちょっと隙がある顔。

完璧じゃないから、
誰かが安心できる顔。

きっと、
「綺麗」より先に
「好き」と言ってもらえる顔。



AIは、美しい顔を作れる。
でも、魅力のある顔は作れない。

それは、
人と関わり、悩み、笑って、
時間を生きた人間だけが持てるものだから。

だから私は今日も、
完璧じゃない自分の顔で生きていく。

その方が、
ちゃんと「人間」だから。

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