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AIに文章を書かせたくない

note / 2026/3/30

💬 オピニオンSignals & Early TrendsIdeas & Deep Analysis

要点

  • 「AIに文章を書かせる」という発想に否定的な立場から、生成文の利用を抑えるべき理由や問題意識が述べられている。
  • 文章制作における主体性・価値(自分の言葉で考え、編集し直すプロセス)の重要性が論点になっている。
  • 単にAI出力をそのまま使うのではなく、人間の判断や責任の所在を重視すべきという主張につながっている。
  • 生成AIの利便性よりも、誤り・薄さ・オリジナリティ低下といった実務上のリスクへの注意が示唆される。
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AIに文章を書かせたくない

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さらりさゆり

noteの「人気のキーワード」としてオススメに出てくる記事に、このような文言が書かれていることがある。

「AIに文章を書かせてバズる」「AIで記事を作成して稼ぐ方法」「AIに「自分の文章」を書かせる方法」(ほぼ意訳なし)


何!!?みんな、そうまでして文章が書きたいのか??
AIに主導権を奪われてまで書かないといけない文章って何??

もちろん、大学のレポートとか仕事関連でどうしても文章を書かなければならない場合や、趣味や好きなことではなく「義務」としてやっている場合は別として……義務でもないのにAIに文章を書かせている人ってどういう意図でやっているの???

恐らくその人なりに考えがあった上で(ないのかもしれないけれど)その行動に行き着いて、現在まで続けているのだろうなとは思うが……。
だとしてもこう思ってしまう。

人間としてのプライドはないのか!プライドは!!
AIに魂売ってどうするんだよ!!

いくらその人が主体となってAIに文章を書かせていたとしても、「書いてもらっている」時点でそれは人間としてのプライドを放棄しているも同然だと思ってしまう(端からプライドはないのかもしれないが)。

機械に自身の創作性や創造性を発揮する機会(人間様の華麗なるダジャレ)を奪われてどうすんの!!?って話なのである。


と、ここまで考えてきて思った。

これは私がAIを嫌いすぎているのではないか……?
一度使ってみれば抵抗感も薄れて好意的に受け止められるのではないか……?
こんなにAIが浸透しているのも何か理由があるのかも……?
百聞は一見に如かず!使ってから判断しよう……!!

という訳で、一度ちゃんと使ってみることにした。

AI日記アプリ

使うAIは、Twitterで流れてきた日記アプリである(アプリ名は伏せる)。

私のアカウンコ(詳しくはこの記事へ)にも流れてきたくらいのポジティブめなバズり方だったため、個人的にはかなり好印象である。

アプリの内容は「その日自分が日記として打ち込んだ内容(短文や箇条書きも可)を文章として再生成してくれる」といった感じのものであり、投稿主も引用リツイートされている方々も総じて「使いやすくてオススメ」と評価していた。

「これだったらAIアレルギーの私でも使えるかもしれない……! みんな「使いやすい」って言っているし!」と思い、思い切ってインストールして約1週間使ってみたのだが……はっきり言ってイライラしかしなかった。

なんだこのAIは。人が書いた文章を変えやがって(そういうアプリです)。
せっかく人が胸中から湧き上がる感情を言葉にしていると言うのに。そしてさらにそれをバランスや形式を整えた上で文章化しているというのに……なぜわざわざ変えるんだ!??
丹精込めて書いた文章が全部台無しじゃないか!!
こんなの私の文章ではない!!


まぁ、こう思ってしまった訳ですね。

つまり何が言いたいかと言うと……
(文章が特に上手でもないのに)プライドだけ高くてこだわりが強い人間にはAIは向いていない。
AIの使い方すら定まっていないのにAIの日記アプリなんて使うもんじゃないし、だったら普通にシンプルな日記アプリを入れてろって話である。
私みたいに文章においてやたら自我が強い人間は気をつけてほしい。入れるな危険である。

ちなみに、このAI日記アプリに入力した内容は、この記事に記述している「当日、スマホに残していたメモ」である。
これをAIにぶち込んだら「自分の文章」でなくされた。
自分の文章が消えた瞬間「絶望」でしかなかった。
イライラしすぎてAIバージョンの文章はメモしていない。記憶の彼方に消し去った。

やはり、文章の上手い下手にかかわらず自分の文章を勝手に(?)改変されたら苛つくし、少しだけでも自身の創作に矜持があるのであればそれを貫くべきであった、ということである。後悔先に立たず。

チンケなプライド

ここまで述べてきた自分の愚行に対して思うのは、「文章を書くことは自分にとって「楽しみ」であり「アイデンティティー」なのに、それさえも機械に奪われてどうすんの」である。

初めからAIを毛嫌いしていた時点で、わざわざAI日記アプリを試さなくても良かったのだ。
もう二度と主導権を奪わせたくないし、アイデンティティーも失いたくない。

同時に人に対しても思う。
文章が「楽しみ」でない場合もどうか自分の「アイデンティティー」だと思って、一度自分の言葉で最後まで文章を書いてみてほしい。
私の……人間側からのお願いです。
チンケなプライドを掲げている人間側からのお願いです。

あなたの文章が読みたい。

あなたが体験してきたことやあなた自身が抱いている感情を、あなた自身の言葉で読みたい。

それが一番熱があって、強くて、美しいと思うから。

だから……どうか書いてください。
そしてそれを読ませてください。

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