生成AI(人工知能)が実際の業務に取り入れられることも増えてきた中、DX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組む企業の姿勢は就活生にどう捉えられているのか。みん就(旧楽天みん就)は2027年卒業予定の約1900人の就活生を対象に「2027年卒 みんなのDX企業就職ブランド調査」を実施した。同社は2025年卒と2026年卒についても同様の趣旨の調査を行っており、今回は3回目の調査となる。本特集の第1回では、今回の調査で上位となったDX先進企業を5つの業界別にトップ20まで紹介する。
2027年卒業予定の就活生は「AIネーティブ世代」だ。米OpenAIの「ChatGPT」が登場したのは2022年11月で、2023年から本格的に広まった。その普及の年に大学に入学したのが2027年卒の学生たちだ。大学1年生の頃からAIを使ってきた初代AIネーティブ世代の就活生は企業のITやAIの活用に注目している。
みん就は「IT・デジタル活用・DXが進んでいると思う企業」を162社のノミネート企業の中から就活生に選択してもらい、結果をDXブランドイメージランキングとして集計した。就活生1人につき、5つの業界に対してそれぞれで3社ずつ選択する方式だ。
同ランキングは「メーカー」「金融」「インフラ」「不動産」「メディア」の5業界に分けて調査している。それぞれの1位はソニーグループ、三菱UFJ銀行、ソフトバンク、森ビル、電通だった。すべての企業が昨年の調査でも業界別で1位を獲得しており、盤石さを示した。
さらに、IT活用やDXが進んでいる企業だと考えた理由について11項目から選ぶ形で回答を得た。全業界のトップ3までの回答の中で最も選択率が高かったのは「サービス・商品および、提供プロセスに(ITやDXを)活用している」だった。2番目に選択率が高かったのは「IT・デジタル活用、DXに積極的に投資している」だ。就活生はDXブランドイメージを日常的に触れるサービスや商品を通して形成しているが、企業のITやデジタル活用に対する投資姿勢にも注目が集まっている。
次ページでは各業界の6位から20位を一挙に紹介する。
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77.1%の学生が「企業のDXは志望度に影響する...この記事は有料会員限定です





