時代劇のエンディング・テーマを目指したんですが。 〜Sunoで作曲〜
時代劇が好きなんです。今更ですが。
一時帰国の際は、泊まっていた民泊先に時代劇チャンネルというのがあったので、懐かしい番組をダラダラと見まくっていました。
サンバを踊る前の、まだストイックだった頃の将軍・吉宗とか(笑)。
でも、もう絶滅危惧番組のようですね。残念です。
そんな事情もあり、水戸黄門の主題歌『あゝ人生に涙あり』みたいな曲を作ってみたくなりました。
自分にとって一番記憶に残る、里見浩太朗(まだ助さんw)さんと横内正さんが歌っているバージョンが理想です。
黄門様は東野英次郎さんでした。
無理ならば、最低でも、時代劇のエンディングに流れそうな曲を目指しました。ま、いつも通り、着地点はsuno次第なんですが。
歌詞の構成としては、人生訓のようなものを並べる感じかと思いました。あまり頭を捻る必要もないのかなと思ったんですが・・・。
作業を進めていくうちに、なんだかめちゃめちゃ重いテキストになっていきます。
どうしても、現時点で過去を振り返り、こうすればよかった、こうしてきてよかった、これからもこうしていこう、などということばかりが言葉になっていきます。
三途の川の辺りに立つ人間の心の声みたいです。
しかも、曲はもう演歌。
フレーズがずらずらと並列するだけで、抑揚が出ず、構成を変えたり、盛り上げを指定したり。
ストーリーのない歌詞に無理やり波風を立てたって感じですかね。
歌詞を書く際は、やはり物語(線)を想定するのは大切なんだということを再確認しました。
結果、中学生が軽く口ずさむような曲じゃなくなりました。
なんともはや。
まあ、コレクションの中に、演歌が一曲増えたと思っておきましょう。
【終の橋】
[Verse 1]
渡る世間の空模様
晴れの日ばかり続かぬもの
泣きたい夜があったとて
明けぬ夜などありはせぬ
みなの気持ちを欲しがるは
叶わぬ夢と心得よ
別れの川は細い橋
誰もが一人で越えてゆく
この身ひとつで歩いた道が
すべてを語る 人知れぬまま
[Verse 2]
夢を追いかけ破れても
確かに刻んだ足跡よ
躓きが残した傷跡は
背中を押しゆく糧となる
挑まぬままの悔いならば
やがて心に毒となる
命の果ては細い橋
静かに一人で渡るもの
この身ひとつで描いた軌跡
己の証 人知れぬまま
[Verse 3]
巧言令色鮮なし仁
行いこそが人の顔
道を失い迷う時
そばにいたのが真の友
誰もが確かに価値がある
求めた安らぎ 身近に眠る
人の終わりは細い橋
笑って一人で渡れれば
この身ひとつで残した道が
誰かを灯す 人知れずとも
置かれた場所で咲けぬなら
咲ける場所を探すがよし
己の器はあるがまま
大きく見せれば、また不実
歩き疲れて一休み
歩んだ後ろを振り返る
川のせせらぎ聞きながら
終の言葉を 胸に抱く





