近似的な情報状態によるシミュレーション・トゥ・リアル(Sim2Real)の抽象化
arXiv cs.RO / 2026/4/17
📰 ニュースIdeas & Deep AnalysisModels & Research
要点
- 本論文は、重要なタスクの詳細を省いた「抽象シミュレータ」からでも、強化学習で訓練した方策を現実世界へ転移できる「抽象Sim2Real」問題を定式化します。
- RLの状態抽象化の枠組みで問題を捉え直し、抽象化されたダイナミクスが状態履歴を考慮するように基礎付け(grounding)できれば、抽象シミュレータを対象タスクに整合できることを示します。
- 提案手法では、現実世界のタスクデータを用いて抽象シミュレータのダイナミクスを補正し、整合させます。
- 実験により、この手法がシム対シム(sim2sim)とシム対リアル(sim2real)の双方の評価で方策転移の成功を可能にすることが示されています。
- 研究の背景には、ロボットの展開がより複雑で広範な現実環境へ広がるにつれて、高精度シミュレータを作ることが難しくなるという実務上の課題があります。



