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データセンター投資、オフィス超えへ

日経XTECH / 2026/3/28

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要点

  • 米国ではAI普及によりデータセンター建設が急拡大し、2026年に建設投資規模がオフィスを上回る見通しが強まっている。
  • メタはインディアナ州で米国最大級データセンターを着工し、データセンター本体に加えて送電線や上下水道などインフラに100億ドルを投資する計画である。
  • 1GW級の消費電力が次第に珍しくなくなり、これまでの100MW級中心から「1〜2GWがスタンダード化する」方向性が示されている。
  • IEAやマッキンゼーの試算に基づき、世界のデータセンター電力需要は25年82GWから30年220GWへ拡大し、その対応には3.7兆〜7.9兆ドルの投資が必要と見込まれている。

AI(人工知能)の急速な普及に伴って、米国ではデータセンター建設がかつてない規模で拡大している。用途別の建設投資で、2026年にデータセンターがオフィスを追い抜く公算が大きくなった。

 SNS大手の米メタ(旧フェイスブック)は2026年2月11日、米インディアナ州レバノンで米国最大規模となるデータセンターを着工した〔図1〕。メタはデータセンターに加えて、送電線や上下水道、道路などのインフラの建設に100億ドル(約1兆5800億円)を投資する予定だ。

〔図1〕メタが100億ドル投資
〔図1〕メタが100億ドル投資
メタが米インディアナ州レバノンで開発する米国最大規模のデータセンターのイメージ。消費電力は1GW程度。メタが100億ドルを投じる(出所:メタ)
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 消費電力は1ギガワット(GW)規模となる。国際エネルギー機関(IEA)によれば、1GWは一般家庭100万世帯分に相当する。

 AI需要以前は、最大規模の超大型データセンターでも100MW級だった。特需によってその10倍に当たる1GW級も珍しくなくなってきた。

 「これまで前例がなかった1~2GWが今後のスタンダードになる」。米データセンター事業者、ランシアムのアリ・フェン社長はこう見通す。

 データセンターへの投資は今後数年間、右肩上がりとなる見込みだ。米マッキンゼー・アンド・カンパニーの試算では、世界のデータセンターの電力需要は25年の82GWから30年に220GWに急増する〔図2〕。同社によれば、こうした需要に対応するためには、3.7兆~7.9兆ドルの投資が必要になる。

〔図2〕AI需要が3.5倍に
〔図2〕AI需要が3.5倍に
世界のデータセンター電力需要の予測。AI向けは5年で3.5倍に急増する(出所:マッキンゼー・アンド・カンパニー)
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超高層ビル上回る建設費

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