AI と確率:温度・top-p・top-k の意味と使い分け

AI Navigate Original / 2026/4/27

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要点

  • LLM の出力は確率的、同じ質問でも毎回違う応答が返る
  • 温度(temperature)が高いほど多様、低いほど決定的
  • top-p(nucleus sampling)は確率上位 p の単語のみから選ぶ
  • top-k は上位 k 個の単語から選ぶ
  • 用途別の最適値:分類は低温(0〜0.3)、創作は高温(0.7〜1.0)

LLM はサイコロを振る

LLM は同じ入力に対して毎回違う出力を返すことがあります。これは LLM が「次に来る単語の確率分布」を計算した後、その分布からサンプリング(くじ引き)しているためです。確率の振り方を制御するのが温度・top-p・top-k といったパラメータ。

温度(Temperature)

0 〜 2 の値。確率分布をどれだけ「とがらせる/なだらかにする」を制御。

例:「日本の首都は」の次の単語

候補素の確率T=0.5 後T=2.0 後
東京0.950.990.7
京都0.030.0050.15
大阪0.010.0010.10
その他0.010.0010.05

温度の指針

  • 0.0:完全決定的(毎回同じ)。テスト・分類に。
  • 0.0〜0.3:ほぼ決定的。事実確認、抽出、要約。
  • 0.5〜0.7:標準。チャット、Q&A、コーディング。
  • 0.8〜1.0:創造的。小説、詩、ブレスト、広告コピー。
  • 1.0+:非常に多様、品質劣化リスク。

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