自己同一性を前提としない体系を与えてLLMと哲学談義すると面白い

Zenn / 2026/5/5

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要点

  • 自己同一性(自分が一つの固定された主体であること)を前提にしない「体系」を構想し、その枠組みを使ってLLMと言語・思考をめぐる哲学的な対話を行う面白さを述べている。
  • LLMの振る舞いを、単一の「主体」の連続性ではなく、前提や観点の取り方を変えることで捉え直す発想が中心にある。
  • 自己の同一性という哲学的前提を外すことで、LLMとのやり取りがどのように意味や解釈の多様性を生み得るかを示唆している。
  • 哲学的問題を技術(LLM)と接続し、モデル応答を「主体」ではなく「体系/前提」の観点で読むアプローチを提示している。
自己同一性を前提としない体系を与えてLLMと哲学談義すると面白い 哲学的な概念をPrologの述語として書き出してLLMとチャットすると面白いから始まる『〜を与えてLLMと哲学談義すると面白い』の第二弾ですが、思えば、前回の記事が元々世界に対して疑問を抱きやすい私の謎の探究心に火をつけてしまい、この半年ひどい迷走の挙句に、『ある』ってなんだろうという根本から構築しなおした、『顕現論』というものを構築するに至りました。 この顕現論の特色ですが、西洋二元論が暗黙で前提している自己同一性というものを前提としないため、大体の西洋的な概念を解体して考察することが可能です。 自己同一性(A=A)...

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