OpenWebUIの『Thinking...』は本当に推論しているのか?
Zenn / 2026/4/24
💬 オピニオンIdeas & Deep AnalysisTools & Practical Usage
要点
- OpenWebUIの表示する『Thinking...』が、ユーザーから見て“推論している”ように見える一方で、実際に推論処理(推論ステップや内部思考)を行っているかは疑わしい点を問題提起しています。
- 記事は、UI上の表示とモデル/推論の実挙動のズレが起こり得ることを示唆し、テキスト生成の演出と本当の推論の区別が重要だと論じています。
- OpenWebUIの挙動を確かめる観点(設定や推論方式、表示される“Thinking”がどの段階の出力か)に焦点を当て、検証なしに“推論している前提”で判断するリスクを指摘します。
- 生成AIツールを使う際は、可視化された挙動が必ずしも計算過程をそのまま表していない可能性を理解し、根拠をもって評価する必要があるとまとめています。
1. はじめに
OpenWebUIには「Thinking...」という思考表示があります。
一見すると、
「OpenWebUIが内部で推論している」ように見えます。
どういう仕組みなのだろうと思って調べました。
結論から言うと、以下の通りです。
thinkingはLLMが出力しています
OpenWebUIはそれを検出・整形・表示しているだけです
本記事では、この仕組みをコードベースで追いながら整理します。
2. 全体像
OpenWebUIのthinkingは、以下の流れで実現されています。
[process_chat_payload]
↓ (thinking出せと指示...
この記事の続きは原文サイトでお読みいただけます。
原文を読む →



