SemEval-2026 タスク6におけるCLaC:政治的言説における応答の明瞭性検出
arXiv cs.CL / 2026/5/5
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要点
- 本論文は、米国の大統領インタビューにおける質問–回答ペアを対象に、応答の明瞭性と回避(evasion)を検出するSemEval-2026タスク6(CLARITY)のシステムを提案する。
- 実験では、LLMアンサンブルが3クラスのタスク1でmacro-F1 80、9クラスのタスク2で59を達成しており、ラベルの粒度が異なる場合でも良好な性能を示している。
- トランスフォーマーエンコーダでは、4段階の学習パイプラインと部分的なエンコーダ層の凍結解除(unfreezing)により、フルファインチューニングを大きく上回る結果が得られた。
- さらに、タスク特化のパラメータ更新を行わないプロンプトベースLLMが、微調整エンコーダを上回り、とりわけ少数クラスで有利であることが示されている。
- 入力を強化し、インタビュアーの発話全体を連結するとLLMの性能は向上するがエンコーダには効果が見られず、残る主な失敗要因は「明瞭な返信(Clear Reply)」と「曖昧(Ambivalent)」の境界で、人手アノテーションの不一致とも一致している。




