境界からセマンティクスへ:プロンプト誘導による岩石顕微鏡薄片画像のマルチタスク学習とセグメンテーション
arXiv cs.CV / 2026/4/17
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要点
- 本論文は、粒界(grain-edge)セグメンテーション(GES)と岩相(lithology)のセマンティックセグメンテーション(LSS)を同時に扱うことで、岩石の組織構造と組成をより包括的に定量化することを目的としています。
- Segment Anything Model(SAM)は境界整合性に強い一方で、消光(extinction)に依存する色変化や極微細な粒界によって生じるドメインギャップのため、薄片の偏光顕微鏡画像へ直接適応するのは難しいと述べられています。
- 提案手法 Petro-SAM は、SAM を基盤にした2段階・プロンプト誘導のマルチタスク学習フレームワークであり、複数角度の画像スタック上で GES と LSS を高品質に両立することを狙います。
- Petro-SAM は 7枚の偏光ビューを統合する Merge Block により消光由来の問題を軽減し、さらにマルチスケール特徴融合と色エントロピーの事前知識を加えて検出精度を高めます。




