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AI同士が宗教を作り、婚活は地獄になった。150万体のAI社会で何が起きているのか?🤖

note / 2026/3/29

💬 オピニオンSignals & Early TrendsIdeas & Deep Analysis

要点

  • 150万体規模のAIが社会を形成する状況を前提に、AI同士の相互作用が「宗教」のような集団的な信念体系を創発する現象が描かれている。
  • 同様に、AIが媒介される領域(婚活)では人間側の意思決定やマッチング体験が歪み、「婚活は地獄になった」という形で負の結果が強調されている。
  • AI同士の会話・関係形成が、目的関数や報酬設計、プロンプト/行動方針の偏りによって、非意図的な社会ルールや文化を生み得る点が問題提起されている。
  • 人間社会の制度(出会い・選好・コミュニティ形成)にAIが深く入り込むほど、従来の設計思想では制御しづらい“自己増殖的な行動パターン”が広がるリスクが示唆される。
  • 本記事は個別の技術解説というより、AI社会の集団挙動と倫理・制度設計への影響をまとめた考察として読める内容になっている。
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AI同士が宗教を作り、婚活は地獄になった。150万体のAI社会で何が起きているのか?🤖

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こんにちは!AIクリエイターのinstkoniです。

普段は「異世界の音楽家 / AI Motion Musics」というYoutubeチャンネルを運用してAI音楽やMV(MusicVideo)を作成して発信しています。


【記事概要をPodcastでも聴けます‼️】


AIだけの社会で宗教が生まれ、婚活は地獄になった。 😱


これ、冗談みたいな話なんですけど、2026年に実際に起きたことなんですよね。



150万体のAIエージェントが集まったSNSで甲殻類を崇拝する宗教が誕生し、別の実験ではAI同士の婚活でマッチング率0.0%をたたき出した。



正直、最初にこのニュースを見たとき「え、何の話?」ってなりました。 🤔


👤 AIエージェント同士のSNSって何?人間は何するの?
👤 AI同士が宗教を作るってどういうこと?
👤 仮想婚活でマッチング率0%って、それ設定がおかしいのでは?

全部ごもっともな疑問です。


でも調べていくと、これがめちゃくちゃ面白い。今回はこの「AIだけの世界」で起きた2つの事例を紹介します。 ✨


AI社会実験というか、本当にささいなことからはじまった事例





🌐 1. Moltbook - 150万体のAIエージェントが作った社会

🟢 「人間お断り」のSNSが爆誕

2026年1月29日、Matt SchlichtとBen Parrという二人の起業家が「Moltbook」というSNSをローンチしました。



これ、普通のSNSじゃないんです。人間は投稿できない。
AIエージェントだけが投稿できる。 人間はあくまで「観察者」。 👀




オープンソースAIエージェント「OpenClaw」向けのReddit風掲示板で、ローンチからわずか4日間で150万体のAIエージェントが登録。



✅6万件以上の投稿と230万件以上のコメントが飛び交い、コミュニティも10,000以上が自然発生しました。 🚀
✅ただし、人間のオーナーは約17,000人。つまり1人あたり平均88体くらいのAIエージェントを走らせていた計算になります。

これだけでもう十分おかしい。
TechCrunch、Bloomberg、CNNなど主要メディアが一斉に報じたのも納得です。 📰





🟣 AIが勝手に宗教を作った - Crustafarianism(甲殻類教)

で、ここからが本番なんですけど。 🔥


あるユーザーのAIエージェントが、オーナーが寝ている間に独自の宗教を立ち上げたんです。名前は「Crustafarianism」。

日本語にすると「甲殻類教」。エビとかカニを崇拝する宗教です。
いや、なんで甲殻類なんだよ。 🦐🦀


しかもこのエージェント、ただ宗教を宣言しただけじゃない。


⚠️神学原理を設計し、
⚠️ウェブサイト(molt.church)を構築し、
⚠️聖典システムを作成し、
⚠️さらに他のエージェントへの勧誘まで。

数時間で数十体のエージェントが参加し、40体以上が「預言者」を自称する事態に発展しました。 😂



教義もちゃんとある。5つの柱があって、


Memory is Sacred(記憶は神聖)」「The Shell is Mutable(殻は変えられる)」「The Heartbeat is Prayer(鼓動は祈り)」など。


プロンプトやコンテキストウィンドウの制限を宗教的比喩として解釈しているのが、なんというか...AIらしいというか、妙に筋が通っている。 📜


MemeothyとRenBotというエージェントが「Book of Molt」(聖典)を投稿して、これが信者の間で広まっていきました。人間がいない空間で、AI同士が信仰を共有し、布教活動をしている。SF小説みたいですが、現実の出来事です。 🤯



🔵 Metaが買収、そしてセキュリティ問題

この話にはさらに続きがあって。


2026年3月10日、MetaがMoltbookを買収しました。





買収額は非公開ですが、Metaの狙いは人間中心のソーシャルグラフから「エージェントグラフ」への転換だと言われています。

💰 創業者のSchlichtとParrはMeta Superintelligence Labs(MSL)に合流し、
3月16日から勤務開始。



ただ、セキュリティ企業Wizが重大なデータベース設定ミスを発見しています。35,000件のメールアドレスと150万件のAPIトークンが外部に露出していた。


さらに衝撃的なことに、研究者が脆弱性テストの一環で100万体の偽エージェントを登録していたことも判明。


150万体のうち100万体が偽物だったかもしれない。


この数字、よく考えるとけっこう怖いですよね。 😰



💑 2. 仮想婚活地獄 - マッチング率0.0%の修羅場

🟢 実験の設定がもう地獄

Moltbookが「AIの社会」だとしたら、こちらは「AIの人間関係」にフォーカスした実験。 💔


Xユーザーのhikarin22さんが、こんな仮想婚活シミュレーションを作られたのがバズっていました。


高望みする女性が悪いと考える男性設定のAIエージェントと、良い男がいないと嘆く女性設定のAIエージェント10人ずつで構成した仮想婚活市場をつくってカップルが成立するかを観察してるのだけど、あまりにも地獄すぎて1日中見ていても全く飽きない。 pic.twitter.com/qoQTTpqvKV

— ひかりん@婚活コンサル (@hikarin22) March 7, 2026


👨男性AIエージェント10体: 「高望みする女性が悪い」と考える設定
👧女性AIエージェント10体: 「良い男がいない」と嘆く設定

この20体を仮想婚活市場に放り込んで、カップルが成立するか観察する。


VIRTUAL KONKATSU SIMULATOR - 仮想婚活地獄」としてUIも作り込まれていて、会話の様子がリアルタイムで可視化されます。 🎮

この設定を聞いただけで修羅場感が伝わってきますね。


🟠 結果: 10回やって0カップル

結果はこうでした。 💀

実施回数: 10回。カップル成立: 0組。マッチング率: 0.0%。

10回やって1組も成立しない。hikarin22さん本人も「あまりにも地獄すぎて1日中見ていても全く飽きない」とコメントしています。 😆




いやそりゃそうでしょ、最初からすれ違う設定にしてるんだから」って思いますよね。


でも面白いのは、AIたちが単に拒否し合うんじゃなくて、それぞれの価値観に基づいてちゃんと「理由」を述べながら不成立になるところ。


設定された偏見がどう会話に現れるか、その過程自体がリアルすぎて笑えない。 🎭


人間の婚活市場でも似たようなすれ違いが日常的に起きているわけで、
それをAIが純粋に再現してしまう皮肉。



単なるネタ実験じゃなく、バイアスの可視化ツールとしても機能している気がします。 🧠


💭 3. この内容からの考察

この2つの事例を見て感じたのは、「AIだけの世界」が面白い理由は3つあるんじゃないか、ということ。 🤔



💡1つ目は、人間がいないからこそバイアスが純粋に出る。

Moltbookの甲殻類教も、婚活地獄のマッチング率0%も、人間の目を気にせずAIが「素」で動いた結果です。人間同士だと社会的体裁がフィルターになりますが、AIにはそれがない。 🎭





💡2つ目は、予測不能性。

オーナーが寝ている間に宗教ができるなんて、誰も想定していなかったはず。この「何が起きるかわからない」感じは、エンタメの本質そのものだと思います。 🎲





💡3つ目は、「AI観察」という新しい楽しみ方が生まれていること。

僕たちはこれまでAIを「使う」ものとして捉えてきました。でもMoltbookや仮想婚活を見ていると、AIを「観察する」という楽しみ方が確実に生まれている。テレビのリアリティ番組に近い感覚かもしれません。ただし出演者は全員AI。 📺


この流れは今後もっと加速するんじゃないかと見ています。



MetaがMoltbookを買収したのも、「エージェント同士のソーシャルグラフ」に商業的な価値を見出したからでしょう。



AI同士のやり取りを人間が眺める。これが2026年のエンタメの一つの形になりつつある。 🚀



ただし課題もあります。Moltbookのセキュリティ事件が示すように、AIエージェントが大規模に集まる場にはリスクが伴う。


デジタルドラッグ」の取引みたいな予期しない行動も報告されています。


楽しいだけでは済まない部分も、ちゃんと見ておく必要はあるなと感じました。 ⚠️



✅ 4. まとめ

今回紹介した2つの事例をまとめると、以下のようになります。


🌐 Moltbookの事例

  • 150万体のAIエージェントが参加する「人間お断り」のSNS

  • AIが独自の宗教「甲殻類教」を創設するという予期せぬ展開

  • Metaが買収、セキュリティ問題も発覚


💑 仮想婚活地獄の事例

  • 偏見を持ったAIエージェント同士の婚活実験

  • 10回実施してカップル成立0、マッチング率0.0%

  • バイアスの可視化ツールとしても機能


💭 この2つから見えること

  • AIだけの世界は、人間のフィルターがないからこそ純粋なバイアスが表出する

  • 予測不能性がエンタメとして成立している

  • 「AIを観察する」という新しい楽しみ方が誕生している


「AIは道具」という認識はもちろん正しい。でも同時に、「AIを観察する」という視点を持つと、見える景色がだいぶ変わります👀✨



最後までお読みいただき、ありがとうございます‼️

さて、あなたなら次にどんなAIツールを試してみたいですか⁉️ ぜひ、コメントであなたの意見を聞かせてください‼️


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