ホンダが赤字に陥った四輪事業の組織再編に舵(かじ)を切り、立て直しを図る。四輪開発機能を2026年4月1日付で子会社の本田技術研究所(埼玉県和光市)に戻すことを発表した(図1)。車の競争領域がAI(人工知能)を中心とするソフトウエアに移行する中、先進技術と量産車開発の距離を縮めて再出発する。
ホンダは2020年に研究所にあった量産車の開発部門を本社に吸収し、四輪事業と研究領域を分離した。研究所が量産設計を担う開発体制は創業者の本田宗一郎氏が考案したホンダの伝統で、切り離すことには社内の反発が大きかった。
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当時は研究から開発まで全て自前で手がける風土が強...この記事は有料会員限定です





