ラリーの危うい賭け

The Verge / 2026/4/29

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要点

  • AIバブルがはじけているかどうかを知りたいなら、唯一の上場企業としてオラクルがその手がかりになる、と記事は位置づけている。
  • オラクルはデータベース企業としての従来路線を捨て、OpenAIやAnthropicのような典型的なモデル開発とは異なる形でAIへ転換している。
  • 財団モデルを作るのではなく、SaaS(ソフトウェアとしての提供)によって提供される“特定の未来のAI”に賭けている。
  • さらにCoreWeaveのようなAIデータセンター事業者にも見られるベアメタル基盤の流れと重なり、オラクルはAI計算基盤のエコシステムに踏み込んだ姿勢を示している。
  • 記事では、この戦略が、競合する新興のAI企業に対して同社が年数で不利になりがちな点を踏まえつつも、伝統的なデータベース事業の緩やかな縮小を補う狙いであるため、挑戦的(あえて危うい賭け)だと描写している。
頭の上に卵かごをバランスさせた、OpenAIのロゴが入ったかごの中のラリー・エリソンの画像。
Oracular spectacular? | Image: Cath Virginia / The Verge

AIバブルがはじけているかどうかを知りたいなら、それを公に上場企業として教えてくれるのは、たった1社しかありません。オラクルです。

そう、そのデータベース企業です。オラクルは船を焼き払い、AIへと舵を切りましたが、もちろん「普通のやり方」ではありません。OpenAIやAnthropicのような基盤モデルのビルダーではありません。とはいえ、完全に“新しいクラウド(ネオクラウド)”でもない。実際、CoreWeaveと同じ、裸のままのハードウェア(ベアメタル)を扱う事業にも参入しています。これは、オラクルの従来型の事業が優雅に縮小していく中で、AIのとても具体的な“未来の姿”に賭けるという、大胆な賭けを行ってきたSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)企業です。AIの競合他社よりも大きく古い企業であるのは、マイクロソフトを除けば、他にありません…

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