患者の臨床的トラジェクトリにおける欠損モダリティの取り扱いと解釈:自己回帰シーケンスモデリングによるアプローチ
arXiv cs.AI / 2026/4/22
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要点
- 本論文は、ヘルスケアのマルチモーダルMLにおける欠損モダリティの課題に対し、臨床診断を患者のマルチモーダル・トラジェクトリの自己回帰的なシーケンスモデリングとして捉え直すことで解決を図っています。
- 欠損状態のある複数モダリティを扱うために、欠損を考慮したコントラスト学習の事前学習目的を提案し、欠損があってもモダリティ間で共有潜在空間を学習します。
- 大規模言語モデル(LLM)の因果デコーダを用いて、時間的な臨床シグナルをモデリングしつつ、解釈可能性の維持を目指します。
- MIMIC-IVおよびeICUの微調整ベンチマークで、トランスフォーマ型の自己回帰シーケンスモデリングがベースラインより優れた性能を示したと報告されています。
- 解釈可能性の分析では、モダリティを取り除くと患者滞在ごとにモデル挙動が分岐し得ることが示され、コントラスト学習による事前学習がその緩和に寄与することが明らかにされています。



