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アクセンチュアとデータブリックスがパートナーシップ拡大 データのサイロ化を打破、AIの本番運用移行を支援

ITmedia AI+ / 2026/4/2

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要点

  • アクセンチュアとデータブリックスは2026年3月26日、AIアプリ/AIエージェントの大規模導入を支援する「アクセンチュア-データブリックス-ビジネスグループ」を新設し、協業を拡大した。
  • データのサイロ化やレガシー基盤が全社展開を妨げている現状に対し、データブリックスのプラットフォームとアクセンチュアの知見を組み合わせて“本番運用”への移行を支援する。
  • 支援領域は6つで、AI時代に向けたDBの再定義、自然言語でデータ活用を可能にする全社展開、多エージェント開発、業界別ソリューション、マルチクラウド対応、レガシーからのデータ移行/基盤刷新を含む。
  • 事例として、Albertsons Companiesの価格判断支援エージェント(マーチャントツイン)、BASFの財務・管理向けアシスタント「FOX」、Kyowa KirinのLakehouse+メダリオンアーキテクチャによるデータインフラ刷新などが挙げられている。

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 アクセンチュアとデータブリックスは2026年3月26日、戦略的パートナーシップを拡大し、企業のAIアプリケーションおよびAIエージェントの大規模導入を支援する専門組織「アクセンチュア-データブリックス-ビジネスグループ」を新設した。

 データの分断やレガシーインフラによる情報のサイロ化がAIの全社展開を妨げている現状を受け、データブリックスのプラットフォームとアクセンチュアのグローバルな業界知見を組み合わせ、AIを本番運用に移行させる支援体制を整える。

アクセンチュアとデータブリックスが支援する6領域とは

 新設された専門組織には、データブリックスのエコシステムで最大規模の認定者を含む2万5000人以上のトレーニング修了者が参画する。AIエージェント向けデータベース「Lakebase」、対話型AIアシスタント「Genie」、エンタープライズデータを基盤としたAIエージェント「Agent Bricks」、データレイクとデータウェアハウスを統合したデータ管理基盤「Lakehouse」の導入・展開を支援する。

 両社による支援領域は次の6つだ。

  • AI時代に向けたデータベースの再定義: AIエージェントに対応した拡張性の高いトランザクション処理用データベースの構築
  • データとAIの全社展開: 従業員が自然言語でデータに問いかけ意思決定に活用できる環境の整備
  • 企業向けマルチエージェントシステム: 企業データを基に推論する、本番運用可能なAIエージェントの開発を支援
  • 業界特化型ソリューション: 金融や流通、ライフサイエンス、通信、公共部門など業界固有の課題に対応するAI活用事例の設計と提供
  • マルチクラウド対応: 顧客が選択するクラウド環境でデータブリックスを全社展開
  • データ移行と基盤刷新: レガシーシステムからデータブリックスへの移行を支援

両社による主な支援事例

 米食品・医薬品小売大手のAlbertsons Companiesは、両社と連携し、価格判断を支援するエージェント型ソリューションを構築した。過去データの分析や予測分析を組み合わせた「マーチャントツイン」を活用し、商品カテゴリーごとの中長期戦略と日々の販促施策を一体的に設計できるようにした。

 世界最大規模の化学メーカーであるBASFは、財務・管理部門向けの社内デジタルアシスタント「FOX」を構築した。データブリックスのプラットフォームを基盤として業務情報を整理・統合し、担当者の意思決定を支援する。

 グローバル製薬企業のKyowa Kirin International(KKI)は、Lakehouseと、段階的にデータ品質を高めるメダリオンアーキテクチャ(編注:BronzeとSilver、Goldの3層でデータを段階的に精製する設計パターン)を採用し、データインフラを刷新した。

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