世界半導体売上高、単月で初めて800億ドル突破 26年1月

日経XTECH / 2026/3/24

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要点

  • SIAによると、2026年1月の世界半導体売上高(3カ月移動平均)は前年同月比46.1%増の825億4000万ドルで、単月で初めて800億ドルを突破した。
  • 売上高は前月比3.7%増となり、9カ月連続で過去最高を更新しており、AIブームが市場拡大ペースを押し上げている。
  • 通年見通しは「2030年に1兆ドル超」の想定から前倒しされ、2026年に1兆ドルに迫るとの見方が強まっている。
  • 1月売上を単純に12倍した場合の年換算は約9900億ドルで、上方トレンドの持続可能性が意識されている。

 AI(人工知能)ブームを背景に半導体市場の拡大ペースが加速している。米SIA(米国半導体工業会)によると、2026年1月の世界半導体売上高(3カ月移動平均値、以下同)は前年同月比46.1%増の825億4000万ドル(約13兆円)だった(図1)。単月で初めて800億ドルを突破した。

図1 単月の世界半導体売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移(出所:SIA及びWSTS。WSTSはWorld Semiconductor Trade Statisticsの略で、世界半導体市場統計)
図1 単月の世界半導体売上高(3カ月移動平均値)と前年同月比の推移(出所:SIA及びWSTS。WSTSはWorld Semiconductor Trade Statisticsの略で、世界半導体市場統計)
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 SIAが2026年3月6日(米国時間)に発表した。半導体売上高は2026年1月に前月比で3.7%増となり、9カ月連続で過去最高を更新した。通年では2030年に1兆ドルを突破するとかねて予測されてきたが、ここに来て2026年に1兆ドルに迫るとの見方に変わってきた。1月の売上高を単純に12倍すれば約9900億ドルとなる。

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