COEVO:LLMベースRTL生成における共同機能的正確性とPPA最適化のための共進化フレームワーク
arXiv cs.AI / 2026/4/17
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要点
- この論文は、従来のLLMベースRTL生成手法が機能的正確性とPPA(消費電力・性能・面積)最適化を別々に扱うため、アーキテクチャ的に有望な部分的に正しい候補が一貫して捨てられてしまうと指摘しています。
- COEVOは、正確性を連続的にスコア化する「正解性次元」をPPA最適化と同一の進化ループ内で同時に最適化する共進化フレームワークとして提案されています。
- COEVOは、きめ細かなスコアリングと詳細な診断フィードバックを与える拡張テストベンチにより探索の誘導を強化し、さらにアニーリング付きの適応的な正確性ゲートで「PPAに有望だが部分的に正しい」候補を探索に残せるようにします。
- PPAのトレードオフ構造を保つため、スカラー的な適合度をやめて、面積・遅延・電力の全体構造を手動の重み調整なしで維持できる4次元のパレートベース非支配ソートを用います。
- VerilogEval 2.0とRTLLM 2.0での評価では、GPT-5.4-miniを用いたときPass@1が97.5%および94.5%と報告され、さらに複数のLLMバックボーンで全エージェント型ベースラインを上回り、合成可能な49設計のうち43件で最良のPPAを達成したとしています。



