Projects 機能(Claude):知識ベース付き専門 AI を作る

AI Navigate Original / 2026/3/23

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要点

  • Projectsは、カスタム指示とナレッジベースを組み合わせて、業務特化型の専門AIを作れるClaude Proの重要機能
  • 成功のコツは「1プロジェクト1業務」「回答フォーマット固定」「推測禁止の明記」で、社内利用では特に有効
  • 社内マニュアルを使う実例では、就業規則やFAQをアップロードし、根拠付きで答える人事AIを構築できる
  • チーム共有では、編集権限・更新責任者・版管理・機密情報の扱いを明確にすることが不可欠
  • 同じ前提説明を何度もしている業務は、通常チャットではなくProjectsに移すと再現性と効率が大きく向上する

Claude の Projects(プロジェクト)は、よく使う資料・指示・前提を 1 か所にまとめておき、その文脈を踏まえた専門アシスタントとして Claude に使わせる機能です。毎回「うちの会社はこういう前提で…」と前置きを書く手間がなくなり、最初から本題に入れます。本記事では、2026 年時点の実際の仕様にもとづいて、作り方・使いこなし・注意点を初学者向けに整理します。

知識ベース Project 指示+知識 Claude 該当箇所を参照 前提を守った回答

FIG.1 知識ベースと指示を 1 つの Project にまとめ、質問のたびに必要な箇所だけを参照させる

イメージとしては「専用の会議室に、よく使う資料一式と『この部屋ではこう振る舞って』というルールを貼っておく」感覚です。同じ Project の中で会話を重ねるほど、文脈がそろった状態でやり取りできます。なお ChatGPT には「Custom GPT」「Projects」、Gemini には「Gems」という似た機能がありますが、本記事は Claude の Projects に絞って解説します。

01どんな場面で効くのか

Projects が向くのは、毎回同じ前提・同じ資料・同じ口調を必要とする反復作業です。逆に、一回きりの単発の質問なら通常チャットで十分です。

社内ルールに沿わせる

マニュアルや規程を読ませ、「うちの場合は?」に根拠つきで答えさせる。

文体を固定する

自分や自社の文章サンプルを入れ、トーンを一定に保ったまま量産する。

資料を積み上げる

同じ案件の議事録・仕様・データを足していき、横断して参照させる。

共通点は「前提の共有コストが高い作業」。法律・医療・特定業界のように専門前提が多い領域ほど、毎回の説明を Project 側に肩代わりさせる効果が大きくなります。

023 つの部品でできている

Project の中身は、たった 3 つの部品に分けて考えると理解が早いです。どれか 1 つだけでも機能しますが、3 つそろうと「専門アシスタント」らしくなります。

部品役割
カスタム指示(システムプロンプト)その Project で常に守らせるルール・役割・出力形式。
知識ベース(Project knowledge)アップロードした資料。全チャットから参照される。
チャット履歴その Project 内でのやり取り。整理して残せる。

知識ベースは Project 画面の右側にまとまっており、ここに置いたものはその Project 内のすべての会話で共通の文脈になります。ファイルは 1 ファイルあたり 30MB まで、形式は PDF・DOCX・CSV・TXT・HTML などに対応します。

03作り方(5 ステップ)

01

Project を新規作成する

Claude.ai の左サイドバーから新しい Project を作る。無料プランでも一定数(執筆時点で 5 個まで)作成でき、有料プラン(Pro / Max / Team / Enterprise)では数の上限が緩み、知識ベースの自動拡張(RAG)も効きやすくなる。プランの内訳は頻繁に変わるため、最新の対応範囲は公式の料金・ヘルプページで確認すること。

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