「Operator(オペレーター)」は、OpenAI が 2025 年 1 月に公開した、ブラウザを自分で操作するAI エージェントでした。ただし単体の製品としては 2025 年に提供を終了し、その機能は後継の「ChatGPT agent(エージェント)」へ統合されています。本ガイドは「Operator とは何だったのか」を正確に押さえたうえで、いま同じことをするには何を使えばよいのか、そして安全に使うための型までを初学者向けに整理します。
FIG.1 Operator の能力は ChatGPT agent(一般ユーザー)と Agents SDK(開発者)へ受け継がれた
01Operator とは何だったのか
Operator は 2025 年 1 月 23 日、まず米国の ChatGPT Pro 利用者向けに「研究プレビュー」として公開されました(当時は operator.chatgpt.com という専用ページ)。やってくれることは一言でいうと、人間の代わりにブラウザを動かすこと。画面のスクリーンショットを「見て」、マウスとキーボードの操作で、ボタンを押す・フォームに入力する・サイトを移動する、を自分で行いました。
特別な API 連携を用意しなくても、人が普段使うのと同じ Web 画面をそのまま操作できる点が新しさでした。レストラン予約、買い物の手前まで、フォーム入力といった「Web で完結する定型作業」を任せる用途が想定されていました。