ここまでは「人が AI に相談しながら自分で資料を作る」話でした。Agent(エージェント)は一歩進んで、調べる・構成する・スライドファイルを書き出す、までを自分で実行します。代表例が Anthropic の Claude Cowork。あなたの PC 上で、許可したフォルダの中だけを読み書きしながら、PowerPoint(.pptx)や Word・PDF を実ファイルとして作り上げる「デスクトップ型のエージェント」です。ここでは「何を任せられて」「どこは人がやるべきか」を、実機の挙動に沿って整理します。
What an agent actually does
01「相談」と「代行」はどう違うか
通常のチャットは、聞かれたことに文章で答える「相談相手」です。スライドの構成案や文面のアイデアはくれますが、ファイルそのものはあなたが手で作ります。一方 Agent は、あなたが許可したフォルダの中で実際にファイルを読み・書き・作成できます。「やり方を説明する」のではなく「やって、成果物を置いておく」のが違いです。
FIG.1 チャットは「助言」で止まり、Agent は「成果物の生成」まで実行する