「今日は何を作ろう」という毎日の小さな悩みと、「これって食べ過ぎ?」という栄養の不安。どちらも AI が下ごしらえを助けてくれる領域です。ただし得意・不得意がはっきり分かれます。献立のアイデア出しは強い一方、カロリーや栄養の数値はあくまで目安。本記事では、AI に任せて良いところと、人(自分・専門家)が握っておくべきところを、具体的なプロンプトと一緒に整理します。
FIG.1 同じ AI でも「アイデア出し」と「数値の精度」は別物として扱う
01献立づくり:AI がいちばん効くところ
献立は「毎日の小さな意思決定疲れ」の代表格です。家にある食材、家族の好き嫌い、調理にかけられる時間、予算——こうした条件をまとめて渡すと、AI は一気に複数案を出してくれます。条件を具体的に書くほど、使える提案になります。
プロンプト例(献立の一括生成)
大人2人・子ども1人の家庭です。平日5日分の夕食献立を考えてください。条件:調理は1食30分以内、1食あたり予算は3人で1,000円程度、苦手な食材はパクチーとレバー。冷蔵庫に鶏むね肉・卵・キャベツ・豆腐があります。野菜とたんぱく質のバランスを意識しつつ、まとめ買い前提の買い物リストと、土日の作り置きで平日を楽にする案も付けてください。
ポイントは、制約を先に渡すこと。「予算」「調理時間」「苦手な食材」「すでにある食材」を書くだけで、現実に作れる献立に近づきます。出てきた案に対して「3日目を魚料理に変えて」「もっと作り置きしやすいものに」と会話で詰めていくのが、AI 献立の本領です。
使い回し献立