「今週末どこ行こう?」と決めあぐねている時間こそ、AI が得意な場面です。家族構成・天候・予算・移動手段を伝えれば、現実的な候補とタイムスケジュールが数十秒で返ってきます。ただし AI は発想を広げる役であって、事実の保証役ではありません。営業時間・料金・予約の要否といった「当日困る情報」は必ず公式で裏取りする——この役割分担さえ守れば、週末計画は驚くほど楽になります。
FIG.1 AI が案を出し、人が公式情報で確認して「使えるプラン」に仕上げる
01AI が得意なこと・苦手なこと
まず大前提として、AI は「もっともらしい文章を作る」のが得意で、「最新の事実を保証する」のは苦手です。2026 年の検証記事でも、AI が作った旅行プランの約 9 割に少なくとも 1 つの誤り(閉店済みの店、存在しない料金、実在しないホテルなど)が含まれていたと報告されています。週末プランで AI に任せてよい範囲と、自分で確かめるべき範囲を最初に切り分けておきましょう。
| AI に任せてよい(発想・構成) | 必ず人が確認(事実) |
|---|---|
| 子供が飽きないテーマや遊びのアイデア出し | 営業時間・休業日・定休日 |
| 「午前公園・昼食・午後屋内」など 1 日の流れの設計 | 料金・予約の要否・当日券の有無 |
| 晴れ/雨の代替案づくり | 施設の現在の営業状況(閉店・改装の有無) |
| 持ち物リストや所要時間のたたき台 | 交通・道路・乗換の最新状況 |
ポイントは、左側(アイデア・構成)はそのまま使い、右側(具体的な数字や有無)は鵜呑みにしないこと。AI は「行けそう」と楽観的に詰め込みがちで、移動時間や子供の昼寝といった現実の制約を過小評価する傾向があります。
02プロンプトの型:条件を具体的に渡す
良いプランは良い入力から生まれます。曖昧に「どこかおすすめ教えて」と聞くより、家族構成・移動範囲・予算・天候を具体的に渡すと、現実味のある候補が返ってきます。下のテンプレートをコピーして、角括弧を自分の条件に書き換えてください。
家族構成は[大人2・子供5歳と8歳]。出発地は[◯◯駅]で、[車/電車]で[片道90分]以内。予算は[1万円前後]。天候は[晴れ]。子供が飽きない週末の日帰りプランを3案、各案にタイムスケジュール・所要時間・持ち物・おおよその費用をつけて。さらに雨天時の代替案もセットで出して。