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ソニーGが中国TCLとテレビ合弁、60年超の看板事業を分離

日経XTECH / 3/20/2026

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Key Points

  • ソニーGはテレビ事業を分離し、中国のTCLと共同出資の合弁会社を設立する。
  • 合弁はソニーの映像・音響技術とTCLの調達力・量産体制・グローバル販売網を統合し、開発から販売までの効率化を目指す。
  • 発表は2026年1月20日、2027年4月の事業開始を目指す。テレビ市場でTCLはSamsungに次ぐ2位のシェア。
  • 人員の動向は未公表だが、ソニーの経営陣・技術者の一部が新会社へ移籍する見込みで、組織再編の波及が想定される。

 ソニーグループ(ソニーG)はかつての看板事業だったテレビ事業を切り離す(図1)。中国家電大手のTCLグループと合弁会社を設立し、TCLが51%、ソニーG傘下でエレクトロニクス事業を手掛けるソニーが49%を出資する。ソニーGはゲームや音楽、映画などのエンターテインメント事業への集中を強める。

図1 ソニーグループはテレビ事業の分離を発表した(写真:日経クロステック)
図1 ソニーグループはテレビ事業の分離を発表した(写真:日経クロステック)
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 2026年1月20日、テレビを軸とするホームエンタテインメント事業を承継する新会社をTCLと共同で設立すると発表した。2027年4月の事業開始を目指す。テレビ市場におけるTCLのシェアは韓国Samsung Electronics(サムスン電子)に続く2位。

 ソニーの映像・音響技術とTCLの調達力や量産体制、グローバルな販売網を融合し、開発から製造、販売までの効率化を進める。ソニーの経営陣や技術者の一部は新会社へ移籍する。対象人数は明らかにしていない。

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ソニーブランドは承継

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