人型ロボが人間とテニス ラリー継続、左右に打ち分け“人に勝とう”とする一幕も 中国企業がデモ動画

ITmedia AI+ / 3/16/2026

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Key Points

  • 人型ロボットが人間と対戦するテニスのデモ動画を公開して、ラリーを途切れさせず継続する様子を示した。
  • デモは左右に打ち分ける戦術を取り入れる場面もあり、人間に勝とうとする試みが強調された。
  • 中国企業による公開で、ロボットの運動制御とAI活用の現状を示す一例として注目を集めている。
  • 実用化には技術的課題が残る一方、ロボットと人の協働や競技分野での応用の可能性を示唆している。
テニスラケットを構える人型ロボ(出典:公式Xのポスト、以下同)

 ロボット開発企業の中国Galbotは3月16日、中国Unitree製の人型ロボット「G1」と人間でテニスのラリーを続ける技術デモ動画を公開した。G1がステップを踏みながら、飛んできたテニスボールの近くまで移動し、相手のコートに返球し続ける様子が確認できる。AIを活用し、リアルタイムで動作を制御しているとうたう。

 AIの学習には、人間のテニスプレイヤーの動作データを利用した。モーションキャプチャーで捉えたストロークやステップなどの断片的な動作データを基に、シミュレーションを重ねることで、データ収集の難易度を下げつつも安定してボールを打ち返せるようにした。開発には、中国の北京大学や清華大学なども協力した。

 Galbotは、ラリーを続けるデモ動画のほか、G1がボールを左右に打ち分けて人間に勝とうと試みるデモ動画も公開している。なお、動画に映るG1は、カラーや頭部のデザインなど一般的なG1と異なる点が見られる。

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