ネイティブマルチモーダルとは何か?Qwen系アーキテクチャとの比較から理解する
Zenn / 2026/4/3
💬 オピニオンIdeas & Deep AnalysisModels & Research
要点
- ネイティブマルチモーダルの概念を、テキストだけでなく画像・音声など複数モダリティを自然に扱う前提として整理している。
- Qwen系アーキテクチャを比較軸にして、マルチモーダル化の設計方針(処理パイプラインや表現の扱い方)の違いを理解するための枠組みを提示している。
- 「ネイティブ」とは何を満たすべきか(単なる変換ではなく、モデル内部で多様な入力を扱う度合い)を、比較を通じて説明している。
- 実装・利用側の観点でも、どのようなモデル選定や期待値を持つべきかにつながる理解を促している。
はじめに
マルチモーダルモデルは「後付け統合」から「ネイティブ統合」へと進化している。
この記事では、
Qwen2.5-VLのような従来型構造
ネイティブマルチモーダルの仕組み
その違いが何を生むのか
を図と数式で整理する。
従来型VLM(Qwen2.5-VL)の構造
まずは従来型。
画像
→ Vision Encoder
→ Projector
→ LLM
という流れになっている。
図:従来型アーキテクチャ
解釈
この構造の本質はシンプルで、
Vision Encoderが画像の意味を決める
LLMはそれを読むだけ
という役割分担になっている。
数式的には次の...
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