米当局がスーパーマイクロ幹部起訴、AI半導体密輸か 協業先の富士通に注目

日経XTECH / 2026/4/14

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要点

  • 米司法省が、米NVIDIA製AIチップと搭載サーバーを中国へ提供した疑いで6人(Super Microの幹部・従業員等)を米国輸出管理法違反で起訴した。
  • Super Micro自体は起訴されていないが、集団訴訟では、同社の声明が誤解を招き重要な不利事実を開示しなかったことやコンプライアンス管理の欠陥が指摘されている。
  • 同社は、起訴状に記載された個人の行為は当社のコンプライアンス違反であり堅固な体制を維持していると反論している。
  • 取締役辞任(リャオ上級副社長)を含む社内対応が報じられ、AIサーバー需要の増勢と輸出規制リスクが同時に注目される構図になっている。

 米司法省は2026年3月19日と25日の2度にわたり、米エヌビディア製AI(人工知能)チップとその搭載サーバーを中国へ提供したとして、米国輸出管理法違反の疑いで6人を起訴した。6人には米スーパー・マイクロ・コンピューターの共同創業者で取締役事業開発担当のイー・シャン・リャオ上級副社長や同社の従業員、契約社員が含まれる。リャオ氏は3月20日、取締役を辞任した。

 スーパーマイクロ自体は起訴されていないが、米CRNの報道によれば3月25日、集団訴訟の対象となった。訴状では本件に関連する同社の3月19日付の声明が誤解を招く、重要で不利な事実を開示しなかった、コンプライアンス管理に重大な欠陥があった、と指摘しているという。

 スーパーマイクロは声明で、司法省の起訴状に書かれた個人の行為は当社のコンプライアンスに違反する、当社は堅固なコンプライアンス体制を維持している、としていた。

図 スーパーマイクロの四半期売上高の推移
図 スーパーマイクロの四半期売上高の推移
AIサーバーの販売で急増(出所:スーパー・マイクロ・コンピューターのIR資料を基に筆者作成)
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