SemEval-2026 Task 2におけるUKP_Psycontrol:テキストからの価数(Valence)と覚醒度(Arousal)のダイナミクスのモデリング
arXiv cs.CL / 2026/4/24
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要点
- 本論文は、時系列で並んだユーザー生成テキストから、ユーザーの現在の感情(current affect)と短期的な感情変化(short-term affective change)を同時にモデル化するSemEval-2026 Task 2向けシステムを報告する。
- 手法として、LLMプロンプト(ユーザー対応あり/なし)、遷移の構造を扱うIsingスタイルの相互作用を組み込んだペアワイズMaxEntモデル、さらに最近の感情軌道と学習可能なユーザー埋め込みを用いる軽量なニューラル回帰モデルの3系統を検討する。
- 結果として、LLMはテキストからの静的な感情手がかりの抽出に有効である一方で、このデータセットにおける短期的な感情の揺らぎは、テキスト意味論よりも直近の数値的な感情状態の軌道によってより強く説明されることが示唆される。
- 提案システムは、公式評価指標に基づきSubtask 1およびSubtask 2Aの両方で参加チーム中1位となった。



