KDDIとKDDI総合研究所は通信基地局の稼働条件を効率よく最適化するAI(人工知能)技術を開発した。2026年度(2027年3月期)をめどに全国の基地局への導入を始める。モバイル関連の世界最大級の展示会「MWC Barcelona 2026」(2026年3月2~5日、スペイン・バルセロナ)で関連技術を展示した。
通信ネットワークの品質をAIで高める「AI for Network」と呼ぶ取り組みの一環。基地局ごとに専門家が手動で作業していたパラメーター設定に要する時間を大幅に減らせる。通信速度についても、通信速度が低くなるエリアで最大25%高められるなどの効果を実証済みという。
分散型の強化学習を使う。KDDIは全国に数十万の基地局を持ち、設定すべきパラメーター数は膨大なため、単一のAIモデルではまかなえない。そこで基地局に推論器を1つずつ割り当て、それぞれ最適なパラメーター設定を推論させるようにした。
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