カプコン「生成AI素材はゲームに実装しない」と明言 開発の補助には活用

ITmedia AI+ / 2026/3/24

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要点

  • カプコンは「生成AIで生み出した素材をゲームコンテンツに実装しない」と明言し、コンテンツ直接利用は否定した。
  • 一方で、生成AIはゲーム開発の効率化や生産性向上といった開発プロセス支援には積極活用していく方針を示した。
  • 具体的には、個人投資家向け説明会で、グラフィック・サウンド・プログラムなど各職域で活用方法を検証していると回答した。
  • すでにCEDEC2025等で、GoogleのLLM「Gemini」や画像生成AI「Imagen 2」をポスターやステッカー制作のアイデア出しなどに用いていると説明している。

 カプコンが「生成AIで生み出した素材をゲームコンテンツには実装しません」と明言したことが話題になっている。ゲーム業界で生成AI活用が広がる中、コンテンツへの直接利用を明確に否定した形だ。

 同社は、開発工程の効率化にはAIを活用していると以前から表明しており、「AI生成素材をゲームにそのまま使う」こととは切り分けながら運用しているようだ。

画像 カプコンIRサイトより

 2月16日に開催した個人投資家向けオンライン会社説明会の概要が3月23日、Webサイトで公表され、「ゲーム開発における、生成AIへの対応を教えてほしい」との質問への回答が注目を浴びた。

 回答で同社は「当社は、生成AIで生み出した素材をゲームコンテンツには実装しません」と明言した上で、「ゲーム開発プロセスにおける効率化や生産性の向上に寄与する技術としては、積極的に活用していく予定」「現在、グラフィック・サウンド・プログラムなど、各職域での活用方法を検証している」と答えている。

 同社は2025年7月の「CEDEC2025」で、ゲームステージに登場するポスターやステッカー制作のアイデア出しに米GoogleのLLM「Gemini」や画像生成AI「Imagen 2」を使っていると説明するなど、開発の補助や効率化にはAIを積極的に活用している。

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