DQA:ITサポートのための診断質問応答
arXiv cs.CL / 2026/4/8
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要点
- 本論文では、問題解決において根本原因を特定するために反復的な証拠収集が必要となる、エンタープライズITサポート対話向けのフレームワークであるDQA(Diagnostic Question Answering)を導入する。
- 標準的なマルチターンRAGとは異なり、DQAは永続的な診断状態を維持し、取得したケースを根本原因ごとに集約することで、ターンをまたいで証拠をより効果的に蓄積し、競合する仮説を管理する。
- DQAは、会話的なクエリ書き換え、リトリーバルの集約、そして状態に条件付けされた応答生成を用いることで、エンタープライズ環境の遅延および文脈の制約下で体系的なトラブルシューティング応答を生成する。
- リプレイベースのプロトコルを用いた、匿名化されたエンタープライズITサポートシナリオ150件での評価では、DQAは成功率78.7%を達成し、マルチターンRAGのベースライン(41.3%)を上回った。さらに平均ターン数を8.4から3.9に削減した。