Windows 11で「メモ帳」が進化、マークダウン形式や生成AIを利用可能に

日経XTECH / 2026/4/6

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要点

  • Windows 11の「メモ帳」は文書作成アプリのように使え、置換や書式設定などの本格的な編集機能に加えて生成AI(Copilot)機能も利用可能になった。
  • タイトル/見出し、太字・斜体、段落やリスト、リンクなどをツールバーで直感的に適用でき、範囲選択して書式変更できる。
  • 書式を追加すると保存形式が「.md」のマークダウンになり、書式を維持してMarkdown保存するか、書式を無視して通常の「.txt」として保存するかを選べる。
  • Markdownは「Notion」や「Visual Studio Code」などでも扱える一方、Word単体では直接の扱いが難しくても、コピー&「元の書式を保持」貼り付けで書式込みで反映できる。

 Windows 11の「メモ帳」は、文書作成アプリのように使える。書式の設定や置換といった本格的な編集機能、AI(人工知能)による文章生成や編集機能も利用でき、とても多機能だ(図1)。

図1 「メモ帳」はシンプルに見えて機能は満載。置換や書式設定などに加え、「Copilot」による生成AI機能も備える
図1 「メモ帳」はシンプルに見えて機能は満載。置換や書式設定などに加え、「Copilot」による生成AI機能も備える
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 文章にタイトルや見出しといった書式を割り振ることで、文字の大きさや段落が設定されて見やすくなる。また、太字や斜体などの設定も追加できるので、単語や文章を強調しやすい(図2)。文書作成アプリのように範囲を選択後、ツールバーから書式を選ぶだけでよい(図3)。

図2 メモ帳では「タイトル」「見出し」といった書式やリスト表示、太字、斜体、Webページへのリンクなどを設定できる
図2 メモ帳では「タイトル」「見出し」といった書式やリスト表示、太字、斜体、Webページへのリンクなどを設定できる
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図3 範囲を選択し、ツールバーで指定する。メモ帳でも、文字の大きさや段落に変化のある文書が作成できる
図3 範囲を選択し、ツールバーで指定する。メモ帳でも、文字の大きさや段落に変化のある文書が作成できる
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 メモ帳で作成した文書は、通常、拡張子が「.txt」のテキストファイルとして保存される。しかし、書式を追加した場合は、拡張子が「.md」のマークダウン形式となる。書式を維持してこの形式で保存するか、書式を無視してテキストファイルで保存するかを選べる(図4)。

書式を追加したときはマークダウン形式で保存
書式を追加したときはマークダウン形式で保存
図4 書式を追加した場合、保存はマークダウン形式となる。ファイルの保存時に選択画面が表示される
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 マークダウン形式のファイルは、「#」や「*」といった記号を使って書式情報を追加しており、メモ帳以外に、「Notion」や「Visual Studio Code」といったアプリで扱える。

 「Word」ではマークダウン形式のファイルを扱えないが、クリップボードにコピーし、「元の書式を保持」して貼り付ければ、書式ごとWordに貼り付けられる(図5)。

Wordなどに書式ごと貼り付けられる
Wordなどに書式ごと貼り付けられる
図5 マークダウン形式のファイルはメモ帳や対応アプリで開ける。「Word」では扱えないが、「元の書式を保持」で貼り付けられる
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