GenAIを介したL2口頭練習における対話行為(DA)パターン:学習者とチャットボットの相互作用の逐次分析

arXiv cs.CL / 2026/4/8

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要点

  • 本論文は、9年生の中国人EFL学習者を対象に、10週間のGenAI音声チャットボットを介した英語スピーキング練習における対話行為(DA)パターンを分析する。70セッションにわたる人手アノテーションにより、合計6,957件のDAをコード化した。
  • 高進度のセッションでは、学習者が主導して行う質問が多い一方、低進度のセッションでは、明確化を求める行動が多く見られ、これは理解の差や相互作用上のニーズの違いを示唆している。
  • 逐次分析の結果、高進度の相互作用では、学習者の応答の後に位置するプロンプト型の訂正フィードバックのシーケンスがより頻繁に用いられることがわかった。これは、フィードバックの種類とタイミングの重要性を強調している。
  • 本研究は、ダイアロジック(対話的)な観点を適用することでL2教育向けのGenAIチャットボット設計を改善できると論じるとともに、教授法に基づいたDAコーディングの枠組みにも貢献する。