Abstract
多エージェントシステムにおいて、限られた資源は少数の能力の高いエージェントに集中させるべきか、それとも多数の単純なエージェントに分散させるべきでしょうか。本研究では、共通の資源(例:金銭的予算、計算資源、物理的サイズ)をn体のエージェントが等しく共有することで生じる、n資源共有問題における分割の考え方を定式化します。エージェントのディスク状の足跡の面積が1/nでスケールする、多エージェントのカバレッジに関する事例研究を示します。形式的な解析により、初期のカバレッジ率はnとともに増加することが明らかになります。しかし、エージェントの速度がそれらの半径に比例して低下する場合には、あらゆるサイズの集団が同等にうまく機能する一方で、速度がそれらの足跡に比例して低下する場合には、単一のエージェントが最も良い性能を示します。また、計算機シミュレーションとして、資源の分割が個々のエージェントの故障率を増加させることを示します。これらのモデルと知見は、最適な分配の度合いを特定するのに役立ち、さらに資源制約下での多エージェントシステムの設計に指針を与えます。


