Antigravity × Unity MCP でブロック崩しを作ろうとしたら、仕様通りにならずレートリミットになった。

note / 2026/5/4

💬 オピニオンDeveloper Stack & InfrastructureTools & Practical Usage

要点

  • AntigravityとUnityのMCPを使ってブロック崩しを作ろうとしたが、期待した挙動が仕様通りに動かず詰まった。
  • その原因として、リクエストが想定より多くなりレートリミットに到達する問題が発生した。
  • ゲーム開発のようなリアルタイム処理では、MCP越しの呼び出し頻度や分量の設計が成否を左右することが示唆された。
  • 対応として、レート制御(呼び出し間隔・バッチ化・キャッシュ等)を前提にした実装方針が必要になる。
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Antigravity × Unity MCP でブロック崩しを作ろうとしたら、仕様通りにならずレートリミットになった。

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ぱぱぱ

シリーズで何度かAntigravityにゲームを作らせてきました。
Webアプリは5分、ローポリ3Dは余裕で完成。
じゃあUnity + Unity MCPならどうなるかということで
今回はブロック崩しを作らせてみました。

結果としては、一筋縄では行かなかった、という感じでしょうか。
タイトル画面がなかったり、「3回ミスでゲームオーバー」が
「3個壊すとクリア」になってたり、最後はリミット切れで中断したり。
やっぱりいろいろありますよね。

準備

プランとモデル、ツール類は以下の通りです。
Google AI
プラン:Google AI Proプラン
モデル:Gemini 3.1 Pro (High)
Antigravity:1.23.2
Unity:6.3 LTS (6000.3.11f1)
MCP:CoplayDev/unity-mcp

Unity MCPの導入や設定は、
詳しく解説されている情報サイトなどがすでにたくさんありますので、
そちらを参考にセットアップします。

参考までにスクリーンショットをいくつか載せました。

導入

パッケージマネージャから導入します。

設定

設定画面はこのような感じです。
基本赤丸は何かエラーや設定不備、開始していないという状態です。

開始

Start Sessionボタン押下でUnity MCPが起動します。

AntigravityとUnity MCPの接続確認

ひとまずAntigravityからUnity MCPに接続できるか確認させてみます。
接続できないと言ってますね。

再確認させてみる

とりあえず、設定類もAntigraityに追加させて接続確認をさせてみようとしましたが、やっぱり接続確認ができていたとのこと(笑)
まぁよくあることかもしれません。

関係あるかどうか検証はまだできていませんが、
先にUnity、Unity MCPを起動している状態でAntigravityを起動しないと
接続できないことがあるかもしれません。

実装

こちらがプロンプトです。

新しいシーンを追加して、3D空間にブロック崩しを実装して
四隅の壁は適当な板を置いて囲って
ブロックは10個くらい
パドルは適当な横棒、弾は丸いものを適当に作って
再生すると、ブロック崩しというタイトルテキストを表示して
スペースキーを押すとスタートして
スタートしたらスペースキーで弾を発射、左右のキーでパドル移動
3回ミスしたらゲームオーバー、ゲームオーバーになったら
ゲームオーバーというメッセージを表示してスペースキーでタイトル画面にもどって
ブロックを全部壊すとクリアとメッセージを表示して、スペースキーでタイトル画面にもどる
ひとまずこれで実装してみて

相変わらず乱雑なやつですが

サンプルゲームとしてブロック崩しを作らせてみます。

このプロンプトでも実装計画立ててくれます

プロンプトから実装計画を立ててくれます。
シンプルなルールとゲームなので、そこまで技術的な難易度は高くないはず。

実装計画

要点は抑えてありそうなのと、シンプルに実装しようとしているので
これはこれでよいかなと思います。

ワークフロー

どういった手順で作業するかワークフローを作っているようです。
このあたりは人によっても順序が違うので、こんなものかなと思います。

進めて

承認しました

これで実装開始です。

実装中

実装開始後にUnityを見てみると何やら作り始めたようです。

骨組み作ってますね

コード書きつつ、エディタでオブジェクト作りつつと同時か交互に作業を進めているようです。

確認項目がある場合

基本的に放置で進めてくれますが、Unity Editor上で警告などが出ている場合はそこで止まるので、設問に回答していきます。
これはユーザがやるところですね。
なので、たまにUnity Editorをみる必要があります。

ソースの修正許可

ソースコードに関しても、修正確認が入ることがあります。
これも都度内容を見て変更の許可を承認します。
このプロンプト内の行動は全て許可するとしても出ている気がします。
これで実装の進行が止まるので、様子を見るのは必須です。

エージェントが落ちたらリトライ

エージェントがたまに落ちるかエラーがでることがあるようです。
(そんなに珍しくもないようです)
そんなときはRetryで出社してもらいます(笑)

完成

完成したようです。

実装完了

完了すると、実装完了レポートが上がります。
遊び方と解説が入っています。
シンプルなゲームなので、躓くこともおそらく無かったと思います。

では実装確認

完成したとのことなので見ていきたいと思います。

ゲーム画面

再生ボタン押下後の画面です。
エラーや警告は無いようですが。

これは……まず何かが足りない。
スペースキーでゲーム開始、ボールが壁に当たると跳ね返り、
ブロックに当たると消える、最下部にボールが落ちると再スタート
という機能は入っていますが
タイトル画面が無い(泣)

修正が必要です

まずタイトル画面が無いので修正してもらいます。
色の指定をしていなかったので、カメラとライトと色を適当にいれてもらうことにしました。

タイトル画面はでたものの

タイトル画面は出たものの、プライオリティがちょっと。
最前面に文字を出してほしいところです。
色は適当に入れてくれたので見やすくはなりました。

クリア画面

一応クリアまでできるようにはなっていました。
ただ、3個ブロックを壊すとクリアになっているようです。
3回ミスするとゲームオーバーと指示しましたが、3回ブロックを壊すと同じ解釈をしているのかもしれません。

リミットに引っかかった

基本的なところはできたので、ここから修正と思ったら
リミット上限になりました。

所感

UnityとUnity MCPを使って3DゲームをAntigravityに実装させてみました。
3Dゲームとは言えプログラムなので、簡単なプロンプトからでも仕様を咀嚼して実装計画を立ててくれるのはいいですね。

ゲーム自体の仕様が独特な場合は、
実装計画の段階で教え込むという感じでしょうか。

実装作業自体はできますが、
やはりUnityはユーザの操作で進行する部分が多いので、
今のところはたまに画面で確認する必要がありました。
この辺りは、今後変わっていくとは思います。

Antigravity側でもエラーや警告を見ているようで、
consoleにエラー出てるなと思っていたら消えて、警告も出ては消えてという感じで作りこんでいるようでした。

実装物は基本的なところは入っていましたが
やや足りないところがありました。
これは実装漏れもありましたし、仕様との相違の両方があった感じです。
プロンプトでの指示内容の粗さでしょうか(汗)

まだまだ試行錯誤が必要ですね。
リミット上限に達してしまったので、また続きをやっていこうと思います。

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