これほど魅了され、そしてもどかしくもなったガジェットは、私がこれまでに出会ったことがありません。詩のカメラほどの存在です。
それは楽しいオブジェクトです。白とチェリーレッドの配色で、色味を合わせた編み込みストラップ付き。遊び心があって、愛らしく、どこかローファイです。もし店の棚で見かけたら、絶対に手に取ってしまうでしょう。
でも、見た目が明らかに魅力的であること以外は、正直に言うとそれが何なのかよく分かりません。つまり、それが何なのかは分かっています。写真の代わりに、AIが詩を作ってくれるカメラです。写真を撮ると、写真をプリントする代わりに、情景から着想を得たAI生成の詩が、感熱レシート用紙に印刷されて出てきます。ですが、何十本も詩を印刷した後、私は感動したというより、むしろイライラしている気持ちしか報告できません。
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