「ガラスコア基板」をAI半導体に、次世代パッケージ競う ドイツ勢先行

日経XTECH / 2026/5/30

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要点

  • AI半導体の高性能化によりパッケージが大型化し、反りなどの課題がある有機基板に対して平たん性・寸法安定性に優れる「ガラスコア基板」への期待が高まっている。
  • 2026年4月のICEP 2026(広島)では、ガラスを使う半導体パッケージ技術に関してドイツ企業からの発表が相次ぎ、欧州勢がガラス技術で巻き返しを狙っている。
  • ガラスメーカーのSCHOTTが先行し、日本では大日本印刷やAGCなどがガラス系の開発に乗り出している。
  • 半導体製造分野での欧州勢のプレゼンスが相対的に低下気味である中、強み領域(ガラス)でエコシステム化・競争力強化を図る流れが示唆される。
2026年4月に広島市で開催された国際学会「ICEP 2026」では、ガラスを使う半導体パッケージ技術に関する発表が相次いだ(写真:日経クロステック)
2026年4月に広島市で開催された国際学会「ICEP 2026」では、ガラスを使う半導体パッケージ技術に関する発表が相次いだ(写真:日経クロステック)
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 半導体パッケージ基板の母材にガラスを使う「ガラスコア基板」の開発が熱を帯びてきた。AI(人工知能)半導体の高性能化に伴うパッケージの大型化が背景にある。従来の有機パッケージ基板は反りなどの課題があり、平たん性や寸法安定性に優れるガラスへの期待が高まっている。ガラスメーカーのドイツSCHOTT(ショット)など欧州勢が先行し、日本では大日本印刷やAGCなどが開発に乗り出した。

 2026年4月14~17日に広島市で開催された半導体実装技術の国際学会「ICEP 2026」では、ガラスを使う半導体パッケージ(ガラスパッケージ)技術に関する発表がドイツ企業から相次いだ。欧州勢は半導体製造分野での存在感がかつてに比べて低下気味だが、強みを持つガラス技術で巻き返しを狙う。

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欧州発コンソーシアムでエコシステム構築

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