接触のない指紋の本人性一貫・多姿勢生成による識別
arXiv cs.CV / 2026/5/6
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要点
- 本論文は、接触のない指紋認識において、3D空間での自由な指の姿勢により生じる非線形な幾何歪みと、従来の接触式指紋との間のクロスモーダル・ドメインギャップを解決することを目的としています。
- IMPOSE(Identity-Consistent Multi-Pose Generation of Contactless Fingerprints)という、物理に着想を得た枠組みを提案し、本人性を保ちつつ多姿勢の接触なし指紋を生成する3段階のパイプライン(潜在拡散での本人性生成、Sauvolaベースの二値化を本人性アンカーとして用いたモダリティ変換、3D指モデルでの物理ベース多姿勢シミュレーション)を構成します。
- IMPOSEは、稜線トポロジ(リッジトポロジ)レベルでの厳密な本人性一貫性と、標準の指紋座標系への空間整合を維持するよう設計されています。
- UWAおよびPolyU CL2CBでの実験では、IMPOSEで生成したデータで固定長の高密度記述子(FDD)を微調整するとクロスモーダル照合が大きく改善し、EERはUWAで8.74%、PolyU CL2CBで2.26%を達成しています。
- 合成データはDeepPrintやAFRNetなど複数の主流表現でも一貫した改善を示し、合成データと実データの併用が最良の総合性能につながります。GitHubでコードと生成サンプルが公開されています。




