部分観測のある確率動的システムに対するパスワイズ学習
arXiv stat.ML / 2026/4/14
💬 オピニオンIdeas & Deep AnalysisModels & Research
要点
- 本論文は、観測がノイズを含み、非線形で、かつ部分的にしか観測できない状況において、データから確率動的システムを再構成することを扱う。これにより係数推定と事後フィルタリングの両方が困難になる。
- 「ニューラル・パス推定(neural path estimation)」の枠組みを提案し、変分推論を用いて、フィルタリング事後のパス測度を表すためのパスワイズ・ザカイ方程式に結び付いた確率制御問題を導出する。
- 本手法は、制御された拡散過程とそれに伴うラドン=ニコディム微分により、事前のパス測度を事後のパス測度へ変換する生成モデルを構築する。
- 観測過程のサンプルパスに対して償却(amortization)することで、ノイズを含む観測パスから制御を学習し、所望のフィルタリング・パス測度を誘導する関連するSDEを学習する。
- 非線形な確率システムに対する実験により、本アプローチが多峰性分布、カオス的ダイナミクス、ならびに疎な観測データを扱えることが示される。




