台湾積体電路製造(TSMC)が第2工場の建設に着手した同社熊本工場。運営するJASM(熊本県菊陽町)が力を入れる取り組みの1つが、水の有効利用だ。工場地下の水処理施設を報道機関に公開するなど、機密情報の扱いに慎重なTSMCとしては異例の対応を見せている。背景には、地下水の保全が損なわれることを懸念する地元の声への配慮がある。
半導体工場はシリコンウエハーの洗浄などに大量の水を必要とする。例えばJASMの第1工場では半導体製造用の水の大半を地下水で賄い、1日に最大約3万トンを使用する。ただし同じ水を4回利用できるよう処理を施し、新たな取水量は大幅に抑えている。
AI(人工知能)を処理するデータセンターも大量の水を消費する。GPU(画像処理半導体)やCPU(中央演算処理装置)など、発熱する半導体チップやサーバーの冷却に使う。
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