『三国志』を使って簡単なRAGを作ってみた

Zenn / 2026/5/8

💬 オピニオンDeveloper Stack & InfrastructureTools & Practical Usage

要点

  • 『三国志』テキストを題材に、RAG(検索拡張生成)の“簡単な”実装手順を示している。
  • 文章を分割し、ベクトル化して検索に使い、取得した関連情報をLLMに渡す流れで回答生成する。
  • 環境構築や実装のつまずきどころを踏まえ、最小構成で動く例として整理している。
  • 文化/コンテンツ素材を使うことで、RAGの有用性を直感的に検証できる構成になっている。
1. はじめ 最近、LLMアプリケーション開発を学ぶ中で、RAGという仕組みに興味を持ちました。 そこで今回は、青空文庫の『三国志』をデータソースとして、簡単なRAGアプリケーションを実装してみました。 今回の目的は、高度なRAGアプリケーションを作ることではありません。まず、以下の流れを自分で実装しながら理解することを目的にします。 テキストデータを読み込む 前処理を行う 文書をchunkに分割する 各chunkをEmbeddingに変換する FAISSにベクトルを保存する metadataで原文情報を管理する 質問に近いchunkを検索する 検索結果をLLMに渡して答えを生成す...

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