キオクシアホールディングス(HD)は2026年1月29日、副社長執行役員の太田裕雄氏が同年4月1日付で社長執行役員に就任すると発表した。同年6月に開催予定の定時株主総会及び取締役会の決議をもって代表取締役に就任する。現社長執行役員の早坂伸夫氏はシニア・エグゼクティブ・アドバイザーとなる。
太田氏はキオクシアの前身企業の東芝出身で、半導体メモリーの技術開発畑が長い。1985年3月慶応義塾大学理工学部卒、同年4月東芝入社。東芝セミコンダクター社メモリ事業部メモリ応用技術部長、東芝メモリ(現キオクシア)メモリ応用技術技師長などを経て2024年6月から現職。
太田氏は2025年秋、日経クロステックの取材に対し「ハイパースケーラー(大手クラウド事業者)によるSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)の認定が着実に進んでいる」と手ごたえを語った。足元ではAI(人工知能)データセンター向け記憶装置(ストレージ)の需要が急増しており、SSDなど同社のNAND型フラッシュメモリー製品への引き合いが強まっている。
キオクシアHDは2024年12月、東京プライム市場に上場した。2026年1月27日の東京株式市場で、時価総額が終値ベースで初めて10兆円を超えた。シニア・エグゼクティブ・アドバイザーに就く早坂氏は2020年から社長を務めてきた。
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