このベイエリアの家を買うには「Anthropicの株式」が必要に

TechCrunch / 2026/4/27

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要点

  • カリフォルニア州ミルバレーの13エーカーの不動産について、売り手が現金ではなくAnthropicの株式(エクイティ)と交換する形で取引を持ちかけています。
  • 売り手はこれを「分散投資のための一手」と位置づけ、AI投資への配分が相対的に少なく不動産への配分が大きい点を理由に挙げています。
  • 報道によれば、取引はプライベートで行う想定で、買い手に対して株式を売却する必要はないとされています。
  • LinkedInの説明では、交換する株式のアップサイド価値の20%を、ロックアップ期間の間は買い手が保持できるとしています。
  • 不動産は2019年に475万ドルで購入され、現在は著名なVCが居住しているとされていますが、VC名は明かされていません。

ミルバレーの13エーカーの物件について、サウス・フランシスコの北側にある“変わった条件”のオファーが出ている。

住宅所有者で投資銀行家のストーム・ダンカンは、その家についてLinkedInページを作成したといい、彼は「…を、アンスロピックのエクイティと交換したい」と述べた。

サンフランシスコ・スタンダードが報じているところによると、ダンカンはこれを「分散投資の取り組み」だと説明した。というのも、彼は「将来におけるAIの重要性に比べてAI投資への集中が低く、逆に不動産への集中が高い」からだ。一方で、若いアンスロピックの社員なら「まったく逆のシナリオ」かもしれないという。

ダンカンは、買い手候補にメールして取引の詳細を話し合うよう求めているが、「買い手が株をそのまま全て手放す必要のない、プライベートな取引」になると述べた。さらにLinkedIn上で、彼は「ロックアップ期間の間、取引される株式の値上がり(アップサイド)価値の20%は買い手が継続して保有することになる」とも語っている。

パンデミック期にマイアミへ移住した長年のベイエリア居住者だと自称するダンカンは、この物件を2019年に750万ドル(約4.75百万ドル)で購入した。現在は「著名なVC」が住んでいると彼は言っているが、そのVCの特定は拒否した。