半導体市場の成長が加速している。米SIA(Semiconductor Industry Association:米国半導体工業会)が2026年4月3日(米国時間)に発表した同年2月の世界半導体売上高(3カ月移動平均値、以下同)は、前年同月比61.8%増の887億8000万ドル(約14兆2000億円)だった。
AI(人工知能)ブームを背景に、世界半導体の単月売上高は2024年上期ごろから前年同月比20%前後の増加が続いてきた。2025年下期からは増加ペースの上昇が顕著になった。前年同月比増加率は2025年9月は25.1%、10月は27.2%、11月は29.8%、12月は37.1%、2026年1月は46.1%となり、2026年2月は60%を超えた。
2026年2月の世界半導体売上高は前月比では7.6%増加し、10カ月連続で単月の過去最高を更新した(図1)。半導体業界では2026年通年の売上高が1兆ドルに達するとの見方が強まっている。ただ、イラン軍事衝突が影を落とす恐れがあり予断を許さない。
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