関数空間における相対エントロピー推定:軌跡推論への理論と応用
arXiv cs.LG / 2026/4/23
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要点
- この論文は、スナップショットデータから潜在の力学過程を復元することを目的とする軌跡推論(TI)を扱い、観測されるのは時刻インデックス付き周辺分布の独立サンプルのみだとする。
- 関数(経路)空間上の確率測度間のKullback–Leibler(KL)ダイバージェンスを推定するための一般的な枠組みを提案し、実データにスケール可能なデータ駆動型推定量を示す。
- ベンチマークでは、推定された関数KLが解析的KLと非常によく一致し、推定量の精度が裏付けられている。
- 合成データおよび実データ(scRNA-seq)に適用すると、既存の評価指標はしばしば一貫しない評価結果を与える一方、経路空間KLはTI手法同士を首尾一貫して比較でき、特に疎または欠損データがある領域で推定ダイナミクスの不一致を明らかにする。
- この結果から、部分観測下での軌跡推論の評価基準として関数KLが原理的な指標になり得ることを主張している。




